序章-3.出来るだけ安く家を購入する。競売物件にチャレンジ!そして任意売却物件←前へ
任意売却物件に関する情報は、出来るだけ拾えるようにがんばっていました。今回の物件は、ネットの情報から得ることが出来ました。
情報公開日から1週間過ぎていましたが、すぐにメールで連絡。その後、一週間後にメール・電話が来ました。
不動産仲介業者さんからの内容は以下のようなものでした。
『当該物件は任意売却物件となりまして、現在も所有者様が居住中であります。
引渡しの条件は売主様の私物を、撤去していただきました後の、現況有姿での引渡しとなります。
売買価格には含められない関係上、別途引越し代として30万円程負担して頂くこととなります。(その分は価格に反映してあります。)
当該物件内は掃除をしていないせいか、非常に汚れており、家財等が散乱し、猫を飼っておりますので、臭いも多少あります。
建物の築年数は約13年ですが、それなりのリフォーム費用が掛かること、これらを事前にご承知頂いての上であれば、売主様と日程を調整し、内覧することもできます。
価格1,100万円 (手数料 3%+6万円) 土地50坪 建物45坪(1F-25坪/2F-20坪) 学校 スーパー 近い 現況と資料が違う場合は現況を優先します。』
他にも物件概要をメールの添付データとして受け取りました。夫婦で資料を見て検討し、内覧予約の返事しました。
情報を速やかに手に入れる必要があります。私は、銀行・不動産業者には任意売却物件が有ったら連絡をもらえるようにしていました。また、ネットでも定期的に物件情報を検索していました。ネットで競売物件を探して、その情報を元に抵当権者と話をつければ、競売を取り下げてもらい任意売却に持っていく事も出来るかもしれません。
しかし、こちらは素人です。非常にお買い得な物件であれば、素人に情報が出る前に専門業者が買うはずです。夢物語の様な物件が有るなど過度な妄想はせずに現実を冷静に判断する必要が有ります。
物件概要の資料をもらったり情報を得たら全ての内容を把握する必要があります。家の状態(築年数、施工会社)、土地(建蔽率、容積率)を確認する必要があります(不動産専門用語も調べましょう)。他に資料に記載が無い情報(地価、災害履歴)もある程度自分で下調べをする必要が有ります。
他にも、不動産仲介業者に面識が無ければ、悪質業者を排除する意味合いでも、不動産仲介業者の存在確認を行いましょう。(宅地建物取引業者の免許情報提供サービスを利用するのも良いです。)
不動産仲介業者の営業さんと連絡を取ることになると思います。実際に担当してくれる営業さんの対応も気にしておきましょう。全ての物件にメリット、デメリットがあります。
バランスよく情報提供してくれる営業さんである必要があります。また、今回のケースの取引形態は仲介です。物件のことは家主さんからの資料や聞き取りで営業さんに伝わってから、我々(買主さん)に情報が伝わります。家主さんの勘違いで情報が伝わってくる場合も有ります。このような不足の事態にも営業さんの手腕が問われます。物件が魅力的でも営業さんの対応に疑問を感じるのであれば購入を考え直す必要があると感じます。
Copyright (c)2010 atathome.net All Rights Reserved.