素人が任意売却物件から家・マイホームを購入決意〜序章02

任意売却


2.最初が肝心!人生設計とマイホーム

 住宅を購入すべきか否か、非常に悩みました。

 夫婦の実家とかなり離れた場所に現在住んでいるが、今後年老いた親の面倒を見る可能性も否定できません。

 両親は田舎に住んでいるおり、土地に愛着があるため離れられないと思われます。今現在両親に聞けば今住んでいる土地を離れても良いと言うが、その問題に直面した場合は移住困難である事が予想されます。

 一般サラリーマンが住宅購入金額は3千万円以上(立地、収入によりもちろん変わります)。住宅を建てるときに両親から援助金がでるケースがあるが比較的貧困層である為期待できません。

住宅購入で親からの援助金の平均

(親からの援助平均金額は平均664万円) (住宅資金贈与の特例について)


 現在住んでいる場所に3千万円級の住宅を立ててしまった場合、現在住んでいる場所を離れる事が難しくなります。

 子供の年齢は、第一子は5才(年長)/第三子は0才で子供が成人するまで家が住める状態であれば良いと思い、孫の代まで住める等と言った高級住宅は必要ないと考えました。

 実家に移り住む事が必要な場合にも実家を増築したり、住宅ローンを組んだりと資金余力を残すために色々悩んだ末、予算は1500万円程度と判断しました。

 1500万円の予算では、豪華一戸建ては到底無理です。安い一戸建てであれば購入可能であるが立地がかなり悪くなります。消去法で中古住宅を中心に探すことになりました。

中古マイホーム購入計画。ここでのポイント!

 安い住宅を購入する場合でも、人生の中で非常に高価な買い物です。是非、慎重に進めて行きたい所です。

 住宅ローンなどのシミュレータにて計算すれば分かりますが、借入3500万円、金利2%、35年間で返済する場合は、総金利支払額は1370万円程度になります(総金利支払額は銀行のシミュレータだと表示されないケースが多い)。冷静に考えるとすごい金額です。また、他に担保保証料など諸経費も必要になる事も考慮しなければなりません。

 賃貸持ち家かは、専門家でも意見が分かれる部分です。家庭環境、住んでいる地域、収入、支出に個人差がありますので雑誌を鵜呑みにせずに自分で考える必要があります。

 現在の収入、親・自分・子の年齢などから、今後の人生で想定できる住宅購入に関わる部分と大きな支出を思い浮かべ、表などにして考えれば購入すべきか否かを判断出来ると思います。

車購入 出産 子供大学入学 親の介護
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 夫婦(支払い者)で入念な打ち合わせが必要と感じます。今後の為も考えると記録を取る癖をつけて置くと良いと思います(後々業者と話し合う時にも役立ちます)。夫婦間で言った言わないなど喧嘩をしていては話になりません(後々もっと乗り越えなければいけない事が沢山あります)。

 他に色々調べていくうちに途中で意見が変わる事もあると思います。考えを固定せずに柔軟に対応するのも必要です(度が過ぎると優柔不断といわれたり頑固と言われたりします)。『家を買う』と言う前提で話を進めず、『家が必要か?』と言う原点に戻る事も必要です。

 お互い理解し合い、許し合い、尊敬し合う事が必要です。




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